ローンを組む際はマンションより注文住宅のほうが有利

銀行などの金融機関の主な仕事はお金を貸すことです。たとえば、企業に事業資金を貸したり、他にもアパートローンやプロパーローンなど様々なローンがあり、それを貸して利息を得ることで経営が成り立っているのです。もちろん注文住宅を建てる際の住宅ローンも同様です。ですが、ただで住宅ローンを組むことはできません。必ず担保を取って万が一の貸し倒れの事態に備えるのです。その担保には、マンションのような建物に比重を置いた資産よりも、注文住宅のような土地と建物がセットになったほうが担保価値があるのです。特に金融機関は担保に取る際に「土地」を好む傾向があるので、マンションよりも注文住宅のほうがローンを組みやすい傾向があります。

土地は末代まで残る！

マンションももちろん土地の上に建っているのですが、資産価値としてみると土地の持ち分が戸建よりも少ないのが特徴です。そのため、銀行はマンションよりも、土地付きの戸建てのほうが安心してお金を貸せるのです。そして注文住宅などの戸建て住宅の場合、建物はいずれ取り壊される運命にありますが、土地は末代まで残すことが出来るというメリットも有ります。つまり土地は売却しない限りなくなることはないのです。ただし注文住宅を土地探しから始める場合には、将来価値が上がるような土地を探したほうがよいでしょう。理由は日本では土地の価値が二極化しており末永く土地を残したいのであれば、土地探しから綿密な計画を立てて行ったほうが、良い土地に巡り合える確率が高まります。